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技術翻訳 エクセレット株式会社

「ほんやく検定とは何か」欧州/アジア言語 技術文書翻訳サービス会社のコラム

2026年5月12日(火)8:30

翻訳者として実力を高めたいと考えたとき、ひとつの目安になるのが JTF ほんやく検定です。
翻訳は、単に語学力だけで評価しにくい仕事です。だからこそ、客観的に力を確認できる機会があることには意味があります。
日本翻訳連盟でも、ほんやく検定を翻訳力を客観的に測る機会として案内しています。

この検定は、現在、インターネット受験で実施されています。申込みから受験までオンラインで完結し、受験にはパソコンの基本操作が必要です。試行試験も用意されており、本番前に受験環境を確認できる仕組みになっています。

合格通知は、試験終了から約2カ月後に「受験者ログイン」ページ内にてお知らせします。

では、ほんやく検定にはどのような特徴があるのでしょうか。

■ほんやく検定の主な特徴

現在の中心は実用レベルです。
実用レベルには英日翻訳と日英翻訳があり、政経・社会、科学技術、金融・証券、医学・薬学、情報処理の5分野から1分野を選んで受験します。
完成度に応じて1級から3級、または不合格が判定され、3級以上の合格者には翻訳士の称号が授与されます。

対象としては、在宅翻訳者、社内翻訳者、派遣翻訳者など、すでに実務に関わっている人や、専門分野の力をさらに磨きたい人が想定されています。

なお、以前は基礎レベルもありましたが、現在は休止されています。教材も現在は実用レベルのみが再販されています。

■取得するメリット

ほんやく検定の価値は、単なる資格名だけではありません。
実力の目安として使えることに加え、実務につながる可能性がある点が大きな特徴です。

たとえば、JTF の案内では、ほんやく検定が翻訳会社のトライアルを意識した実践的な試験として位置づけられています。
実際に合格者の声として、1級や2級の合格後にトライアル免除で登録につながった例も紹介されています。

また、1級や2級の合格者プロフィールは JTF の媒体で紹介されており、仕事のきっかけづくりや、翻訳者としての認知につながる可能性があります。

もちろん、資格があることだけで仕事が決まるわけではありません。
ただ、履歴書やプロフィールに書ける客観的な実績があることは、翻訳者としての信頼材料のひとつになります。

■試験の実施方法

ほんやく検定は年2回実施されており、現在公開されている第85回は、2026年7月25日実施、申込締切は2026年7月13日17時30分、結果発表は2026年9月24日10時予定です。試験時間は英日翻訳が10時から13時までの180分、日英翻訳が14時から17時までの180分です。
答案は規定時間内に本試験サイトから提出する必要があり、終了後10分を過ぎると提出できません。

受験料は、実用レベル1科目の場合、JTF会員が8,800円、一般が11,000円です。英日翻訳と日英翻訳の併願では、JTF会員が13,200円、一般が16,500円です。支払い方法はクレジットカードまたは銀行振込です。

■試験中に使えるもの

この検定の特徴のひとつは、辞書、用語集、ウェブ検索などを活用できる点です。
実務に近い環境で受験できるため、単なる暗記型の試験ではなく、調査力や判断力も問われます。

ただし、機械翻訳の使用は禁止されています。Google 翻訳、DeepL 翻訳、みらい翻訳のような翻訳システムだけでなく、翻訳支援ツールに組み込まれた機械翻訳機能も禁止対象です。一方で、翻訳支援ツールそのものの使用は問題ないと案内されています。

■資格だけではなく、実務力が大切

ほんやく検定は、翻訳者にとって有益な目安のひとつです。
ただし、この検定に合格していなくても、優秀な翻訳者は数多くいます。逆に、資格があるだけで十分というわけでもありません。

翻訳の現場で本当に求められるのは、原文を正確に理解する力、わかりやすい訳文に仕上げる力、専門分野を調べる力、納期に合わせて安定して対応する力です。
向上心、探求心、そして実務経験の積み重ねが、やはり最も大きいと感じます。

校正、校閲、チェッカーの仕組み化ももちろん重要ですが、その前提として、翻訳する人自身の技術力向上が欠かせません。
ほんやく検定は、その力を見直すきっかけとして活用できる制度だと言えるでしょう。

■まとめ

JTF ほんやく検定は、翻訳力を客観的に確認したい人にとって、有力な指標のひとつです。
現在は実用レベルが中心で、専門分野ごとの英日翻訳、日英翻訳の力を測る試験として運営されています。
トライアルのシミュレーションとしての性格もあり、仕事につながった事例も紹介されています。

翻訳の仕事は、資格だけで決まるものではありません。
それでも、自分の現在地を知り、専門性を磨くきっかけとして、このような検定を活用する意味は十分にあると思います。

なお、試験日程や受験条件、受験料などは変更される可能性があります。
最新情報は JTF ほんやく検定の公式サイトで確認するのが確実です。

機械翻訳が進む中、日々精進している翻訳者の方々がたくさんいます。

校正、校閲作業の仕組み化、チェッカーの技術向上も重要ですが、
翻訳する人の技術力向上が何より重要であることは言わずもがなです。

もちろん、このような資格をもっていなくても優秀な翻訳者はたくさん存在しています。
あくまで指標の一つです。

必要なことは向上心、探求心、多くの実務経験ですね。

試験内容が変更されている可能性もございます。
詳細は、一般社団法人日本翻訳連盟を参照ください。

もうひとつ、一般社団法人日本翻訳協会の「新・翻訳検定」なるものもございます。
詳細は、JTA公認 翻訳専門職資格試験 を参照ください。
直近では、2026年6月6日(土)開催されます。
申込締切日:2026年6月2日(火)

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【語彙を増やして翻訳力を高めたい】
国学 こくがく the study of Japanese classical literature(ザ スタディ オブ ジャパニーズ クラスィカル リテラチャー)
日本独自の精神文化を研究した学問。
医師であり、国学者であった本居宣長。

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