「翻訳業務の担当者になったら考え把握する8つのこと」欧州/アジア言語 技術文書翻訳サービス会社のコラム
2024年6月4日(火)8:30
翻訳業界に約18年在籍した経験を基に、翻訳業務に携わる方々へ、
情報を提供したいと考えました。
それでは、書いてみます。
英語が得意だから、
外国の大学を卒業しているから、
という少し理不尽な理由で、翻訳担当になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
会社で翻訳担当を任された時、何を考え、何をすればよいのでしょうか。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
①何を翻訳するか
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
そもそも、どのようなものを翻訳するかを把握しましょう。
・クライアントとのメール文
・海外支社の現地のメンバーとのメール文
・クライアントおよび海外支社の現地メンバーとの会議議事録
・設計書、仕様書、取扱説明書、マニュアル、WEBマニュアル、ヘルプなどの技術系資料
・契約書、覚書
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
②言語は何か
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
・英語
・中国語(簡体字、繁体字)
・韓国語
・欧州言語
・東南アジア諸国言語
英語は、米国英語、英国英語があります。
ポルトガル語もポルトガルと南米地域のポルトガルは少し違います。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
③内製するか外注するか
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
納期と品質の兼ね合いですね。
無駄な外注費は、どの会社も避けます。
私の考えですが、継続性の無い文書類は、内製で良いといえます。
とは言え翻訳に時間をかける労力を考慮しますと、
外部委託のほうが効率的な場合もあります。
製品の改訂(バージョンアップ)に伴い、
継続性のある取扱説明書は、翻訳会社に委託し、
翻訳文を原文と訳文で保存し、
文書の再利用ができる状況を作ったほうがよいです。
バージョン、データ管理も相談したほうがよいです。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
④翻訳する文書は電子データか紙か
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
30年以上前に作り、紙しか存在していない文書類は、
いまだ企業に存在しています。
外注する際、作業費用が変わってきますので、
確認しましょう。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
⑤専門用語リスト、スタイルガイドの存在
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
内製する場合、外注する場合も品質を安定させるために必須です。
企業の文書は、専門用語の訳出が一番難しいです。
スタイルガイドは、中黒や音引きなど付け方、
固有名詞です。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
⑥翻訳内容を最終評価するのが誰か
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
翻訳、、つまり表現は十人十色です。
文法に誤りがなくても、好みがあります。
円滑に仕事をするために、翻訳内容を最終評価する方の
好みの表現を理解しておきましょう。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
⑦翻訳会社の存在を知る
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
「翻訳」、「技術翻訳」、「産業翻訳」など、
キーワード検索すれば、数えきれないほどヒットします。
翻訳会社の見極め方は、書きたいことがたくさんあるため、
別の機会に書きます。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
⑧翻訳を外注できる予算枠を知る
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
翻訳会社に見積依頼する場合、参考になります。
翻訳会社により、見積額があるのが現状です。
]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]
ま と め
]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]
どうでしょうか。
翻訳業務の専任として採用されいている方は少数で、
多くの方は、主力業務のかたわらで翻訳担当をされていると
思います。
英語が得意だからといって、翻訳をすることが大好きな人は・・・、
あまりいないのではないでしょうか。
予算や社内事情、機密情報の問題で内製作業が中心だとしても、
翻訳会社または翻訳が得意な人とつながりをもっておくと、
国際化社会で役に立つと思いますよ!
海外との輸入・輸出販売が多くなるのは必須だと感じております。
【英語で一言】
「血液型は何ですか?」 What’s your blood type?
【語彙を増やそう】
位階 いかい rank(ランク)
律令制での地位を表す序列・等級。
高い位階につく。
==================↓当社のご案内↓===============
当社は、設立から8期目を迎えております。
本社は、東京都千代田区、実務は千葉県流山市にて運営しております。
取扱説明書、仕様書、WEBサイト、契約書、カタログ、Youtube字幕など、
高度な専門知識や専門用語の理解が求められるる資料を対象に技術翻訳サービスやポストエディットサービス 訳文検証を提供しています。
エクセレット株式会社の標語:「技術翻訳で困ったらエクセレットと言う名の川崎へ聞いてみよう」
私の個人経営会社となります。
私が即断即決できる為、契約から納品後まで柔軟かつ融通の利いた対応を重視される企業や担当者の方々とは、
長いお付き合いをさせていただいております。
気楽に依頼していただけるように心がけております。
行動指針:日本から世界へ、世界から日本へ商品・サービスを提供する方々を応援します
■当社が役に立っている業界や分野■
精密機器、自動車、重機、建設機械、科学機器、計測機器、工作機械、
CAD、CAE、プラント設備、農業用機器、NCマシン、ロボット、分析・理化学機器など。
メールでのご連絡はこちらをクリックしてください
担当者名:川崎
当社WEBサイトの問い合わせフォームは、ここをクリックしてください
または、お気軽に電話してください(^_^)
03-6869-1917
※「費用感を教えて!?」「納期どれくらい!?」
「翻訳じゃないけど編集や操作マニュアルやパーツリスト作れる?」など、
リサーチ段階での質問、相談もOKです。お気軽にご連絡ください 🙂
※対面でのお打ち合わせは、問題なく対応しております。
対応言語:英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語(南米/欧州)、
オランダ語、ポルトガル語(南米/欧州)、ポーランド語、ヒンディー語、アラビア語、アムハラ語、
中国語(簡体字/繁体字)、ベトナム語、タイ語、タガログ語など
対応ファイル形式:Text、HTML、XML、RST、XLIFF
Adobe社 Illustrator、Photoshop、InDesign、FrameMaker
Microsoft社 Word、Excel、PowerPoint