インバウンドビジネスを考える51 工業 科学技術 技術翻訳／取扱説明書制作
2020年3月11日（水） 10：00 国道16号走行中
国内旅行はどのようなものでしょうか。
■国内旅行とは
日本人および日本国内に居住する人が居住地から離れ
日本国内の各地を訪れる旅行のことです。
日本の旅行市場の中で最も大きなシェアを占めます。
■国内旅行マーケット
日本人国内延べ旅行者数は5億6316万人で前年比13.0％減となった、
そのうち宿泊旅行が2億9188万人（前年比9.7％減）、
日帰り旅行が2億7128万人（前年比16.3％減）となった。
日本人国内旅行の1人1回当たり旅行単価は3万6430円／人で前年比11.7％増だそうです。
※資料：観光庁 2018年の旅行・観光消費動向調査
■国内旅行の特徴
日本における旅行のピーク期は、
夏休み（特にお盆前後）とゴールデンウイーク、年末年始です。
ピーク期は宿泊料金、観光諸施設の料金が上がります。
出発曜日により旅行者の数は異なっています。
ピーク期は、土曜、日曜、祝祭日である。
また、祝祭日の前日など土曜以外の休日の前日もピークとなる。
この日を「休前日」と呼ぶ。週休2日制が定着した現在、
金曜日もピークと同様な料金設定をする宿泊施設も増えてきています。
宿泊旅行の旅行同行者は、年代、ライフステージにより異なりますが、
全体で「夫婦・カップル」約35%、次いで「家族旅行」約26%、
「友人・知人」約20%と続き、「一人旅」15％程度になります。
宿泊施設は、ホテルが全体の6割弱を占め、旅館が3割弱となっています。
旅館のシェアの減少が続いている中、
一定のシェアを占めていることは国内宿泊旅行においての最大の特徴です。
宿泊数は、1泊が全体の5割程度を占め、2泊と合わせると8割程度となります。
日本の国内旅行の最大の特徴であるとともに最大の課題です。
目的地までの交通手段は「自家用車」いわゆるマイカーでの旅が半数を占め、
次いで「列車」です。
バス、飛行機と続きます。
日本は自家用車での旅行が主流です。
■デスティネーション
人気の旅行地は、東京都が飛びぬけており、
北海道、大阪、千葉、静岡、沖縄、神奈川、長野、京都、愛知が続いています。
北海道、静岡、沖縄、長野、京都は観光要素の比重が大きいと思われます。
行ってみたい旅行先のベスト5は、
1位北海道、2位沖縄、3位京都、4位東京、5位大阪になっています。
行ってみたい旅行先ですることは、
1位温泉、自然観光、グルメ、テーマパーク、歴史・文化観光と続きます。
温泉は世界の国々にもありますが、ここまで愛されている国は他にないと言えます。
全国で温泉地は約3,000か所あり、全都道府県にあります。
世界遺産も23件あります。
【英語で一言】
「疑わしいですね。」 Something’s rotten（ロォトゥン） in Denmark.
ハムレット（シェークスピア作品）での一言です。「何か怪しい」という意味です。
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