説明書の多言語翻訳|テクニカルライティング

技術翻訳 エクセレット株式会社

「翻訳業界で使われる用語」欧州/アジア言語 技術文書翻訳サービス会社のコラム

2024年11月19日(火)8:30

翻訳業界で使われている用語を少しご紹介します。

■DTP(レイアウト成型)
翻訳作業後の訳文をデータに流し込み、体裁(見た目)を整えていく作業です。
DeskTop Publishingの頭文字です。
DTP オペレーターが行います。
Microsoft-OFFICEソフトウェアや
Adobe FrameMaker(フレームメーカー)、InDesign(インデザイン)、
QuarkXpress、Illustrator、Photoshop、Robohelp、MadCap など
取り扱うアプリケーションは多岐にわたります。

■校正
お客様が翻訳会社の翻訳(用語、表記、表現)または
DTP (原文に即しているか)などが指示通りに進められているかを確認することです。
お客様からのフィードバックがきちんと修正、反映されているかどうかを確認する
作業も含まれます。英文の校正とは異なります。

■コメントリスト(クエリーシート)
翻訳中や翻訳後に確認事項、不明事項、不具合、コメントなどをまとめて
記載する定型フォームのことです。
Excelシート等を使い、お客様とやりとりして問題を解決していきます。

■用語集
グロッサリー、ターミノロジーとも言う。ほぼ同義で使用されます。
翻訳作業時に使用する大変重要な資料であり元の言語と訳語がセットになっています。
翻訳品質管理に欠かせないものであり、お客様別の用語の使い方が掲載されているため、
翻訳会社、翻訳者はそれに準拠しなければなりません。

■スタイルガイド
翻訳作業時に必要なルール。主に表記規則や定型文、訳し方などが記載されています。
スタイルガイドに準拠して翻訳を進めるのも翻訳会社の実力の1つです。
大手企業から支給されるスタイルガイドは100ページ以上を超える場合もあります。

■スクリーンショット
マニュアルや取扱説明書などのドキュメント内にある実際オンソフトウェアの画面のことです。
文字通りスクリーンショットであるため、通常はそのまま翻訳せずに使用するか、
翻訳後の言語に開発されたソフトウェアから同じ画面を持ってきて使用します。

■参考資料
翻訳作業にあたり参考になる資料のこと。主に原文と訳文のセットであることが多いです。
「どの言葉がどんな訳に変わっているのか」
「どんな訳調が好まれるのか」などを確認することで、
翻訳対象のドキュメントの方向性を絞ることができます。
用語集やスタイルガイドもこの参考資料に含まれます。

■機械翻訳
自動翻訳の中でコンピュータが処理する翻訳作業です。

■自動翻訳
主に音声翻訳(音声自動翻訳)を指します。
音声をその場で翻訳し、音声を出力するシステムそのものです。
双方向性があり、リアルタイムなコミュニケーションを必要とする場面で利用します。

■技術翻訳
専門分野、専門知識を必要とし産業翻訳の中の一つです。
科学、機械、、電子、電気、精密機器などの分野を対象としています。

■産業翻訳
翻訳業界の中の1つの分野です。
取扱説明書や仕様書など技術資料、研究論文などの経済活動の中で生じる翻訳のことです。

■IT翻訳
ソフトウェアのユーザーズマニュアルやテクニカルリファレンス、
コンピュータ関連技術文書、プログラム仕様書、
ネットワーク・インターネット・デジタル放送・衛星通信など情報通信分野の翻訳のことです。

■ソース言語
翻訳対象となる元(原文)の言語のことです。
例えば、日本語から英語に訳すのであれば日本語がソース言語です。

■ターゲット言語
翻訳後の言語のことです。
例えば、日本語から英語に訳すのであれば英語がターゲット言語です。

■ローカリゼーション
国や言語、地域、文化に合うように製品を最適化することを指します。
言葉を置き換える翻訳行為のみでないことに注意が必要です。

■ワード数
翻訳の見積もりを出す際に翻訳料金を算出するための手法です。
原文の単語数のことです。
日本語→英語の場合は、文字数となります。

実際の見積りでは単語数だけで判断するものではありません。
例えば、英語→日本語への翻訳では、Listen to the doctor’s advice for your coworker.
だと8ワードとなります。
8ワード×xx円=翻訳料

■ミニマムチャージ
翻訳サービスにおける最低料金のことです。
翻訳を依頼すると、たとえ1行であっても、この料金が請求されます。
会社によって設定料金は、異なります。
目安は、3,000円から10,000円位です。
0円の場合も10,000円以上の場合の会社もあります。

■翻訳支援ツール(CATツール)
通称CATは「Computer Assisted Translation」(コンピューター支援翻訳)の略称で、
文字通りコンピューターに支援・補助された翻訳管理ソフトウェアです。
効率的かつ文書の再利用を実現させるため、翻訳者)が使用するツールです。
あくまで翻訳行為は人間です。
代表的なものにTRADOS(トラドス)があります。
その他、MemoQ、XTMなど。

■分納、分割納品
翻訳後のテキストデータを分割して納品、請求することです。

■文芸翻訳
小説、詩、戯曲、絵本といった文学作品を対象とする翻訳を指します。

■法務翻訳
契約書、税務書類の翻訳です。
戸籍謄本、戸籍抄本、証明書などの法務文書、ライセンス契約書、販売契約書、
賃貸借契約書、特許、弁護士資料や判決文などの翻訳です。

■ネイティブ
その国、土地に生まれ育ち、母国語としている人です。

■オンライン翻訳
Google yahooなどインターネット上で提供されている機械翻訳システムによる翻訳です。

■一般翻訳
専門用語や専門知識を特に必要としない翻訳です。
海外顧客あるいは取引先との簡単なビジネスメールなど
さまざまなビジネスシーンで使われる文書翻訳のことです。

【英語で一言】
「しばらく、おとなしくしておく。」I’ve been quiet for a while.

【語彙を増やそう】
臥薪嘗胆 がしんしょうたん perseverance(パーセヴィアランス)
目的のために行う苦労。
長く臥薪嘗胆の想いをしてきた人。

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当社は、設立から8期目を迎えております。
本社は、東京都千代田区、実務は千葉県流山市にて運営しております。
取扱説明書、仕様書、WEBサイト、契約書、カタログ、Youtube字幕など、
高度な専門知識や専門用語の理解が求められるる資料を対象に技術翻訳サービスやポストエディットサービス 訳文検証を提供しています。

エクセレット株式会社の標語:「技術翻訳で困ったらエクセレットと言う名の川崎へ聞いてみよう」

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