説明書の多言語翻訳|テクニカルライティング

技術翻訳 エクセレット株式会社

「翻訳を考えてみる」工業 科学技術 技術翻訳/取扱説明書制作

2019年10月29日(火) 流山市 10:30 15℃ 北北西の風11km/h 湿度: 97%

翻訳に携わる以上、
日々、翻訳を学ばなくてはいけません。

私が学んだ翻訳能力を上げる方法について書いてみます。

○翻訳の土台とは?
1.基本は受験英語。特に英検1級レベル。
2.専門知識(専門分野)
3.ゴーストライターとして日本語マニュアルが執筆できるレベル。

さらには狭義の文法、語彙論、文章論(ライティング)を磨くこと。

特に1.は基本能力です。

・日本語と英語(母語と非母語)の共通基盤
・日英と英日の共通基盤
・専門的翻訳と非専門的翻訳の共通基盤

重要なことは

[中身を変える]
・発注側との間で、相手側のビジネス事情に合わせて適宜内容を調整する
・読者一般の文化、言語事情に合わせる。

ざっくりと、このような内容を聞いてきました。

英文法も重要ですが、日本語の文章構成力が必要ですね。

・普段文章執筆時に使うが、訳文では使わない表現。
・訳文で使う表現。
・訳文でしか使わない表現。

≪翻訳と音≫
その他、興味深かいものがあります。

それは「翻訳は音の世界」。
耳というと通訳と先入観を感じるが、翻訳も音の世界です。

翻訳において必要な音とは、文字で書かれた原文言語と文字で書かれた
訳文言語との往来を媒介するような「音」です。

目で把握(黙読)→はっきり音を確認(脳内音読)→ぶつぶつ音読→
唇や舌を動かす

翻訳の仕事は、様々な難度の原文と出会うことになる。
読み方を意識的に駆使することで、難度を下げることができる。
一読して分からない部分に差しかかると、いつの間にか口が動ている。

音を出してつぶやきながら意味をひとつひとつ確認していることもある。

中堅以上の翻訳者ともなれば、読みながら耳に聞こえている声が、
自分のものだけでなく、想定読者の声も含めて聞こえるようになる。
想定読者が訳文を読んだときに何を感じるかを想像できてしまう。

そして、翻訳という最低でも2言語間を往来する仕事の場合、
翻訳のできる人は、意識、無意識は別として、言語間の混同についても
音の力を借りて避けている。

翻訳というのが、脳内で1秒に何千回か無意識に言語間を往来する作業で
あればこそ、混同を避け独立性を確保する手だてが必要であり、
その一つが「音」です。

簡単に図解すると、
原文→音→動く絵、流れる音、若干の語彙→音→訳文
です。

これは練習が必要ですね。
シャドウイングとディクテーションという練習です。

最後に英文法の勉強に興味のある方へ↓ 全編英語のyoutubeですが・・。
■Rhetorical Grammar■

【英語で一言】
「気分が明るくなった」 My mood has improved. or I feel better now.
improve(よくなる、改善する)、feel better(前より気分がよくなる)
どちらも「気分が好転する、よくなる」だが、主語が違うことに着目しよう。 

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