説明書の多言語翻訳|テクニカルライティング

技術翻訳 エクセレット株式会社

「翻訳チェックとは」工業 産業 技術翻訳/取扱説明書制作

2019年1月16日(水)13:30 秋葉原 晴れ 北西の風 10℃

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講師:医療法人社団宇麦会 ひだクリニック
肥田 裕久 先生(精神科医)

さて、以前、翻訳前、翻訳作業について書きました。

そこで重要な工程が、翻訳会社による翻訳チェック工程です。

翻訳チェックとは、翻訳内容の品質を検査する工程です。

プルーフリーディングや校正とも言いますね。

発注を受けてから翻訳者が翻訳をし、その翻訳物をもらい翻訳会社の翻訳コーディネーター、翻訳チェッカーと呼ばれる専門スタッフがチェックを行ないます。

当然、翻訳者自身も行ないますよ。
これはセルフチェックと言います。

さて、漠然とした言葉である「品質」とは、何でしょう。

私の個人的考えですが

お客様が納得する文章であるか

だと考えます。

サービスとして提供している以上、自己満足ではいけないと。

と言っても小説や映画の字幕を翻訳しているわけではないため、守るべきものは存在します。

それは、

用語、表記、表現

です。

専門用語を正しく訳し、統一できるか

表記を統一できるか

表現を統一できるか

これにつきます。

もちろん、表記、表現はお客様の好みで統一することが前提です。

専門用語は、その名のとおり業界、会社、製品ごとに使用される特有の用語ですね。

表記は、カタカナの使い方や引用符、数字、送り仮名の付け方などのことです。

表現は、能動態、受動態、助動詞の訳し方などですね。

場合により、用語集を作成し、スタイルガイドを作成します。

何よりも作成したルールをいかに守るか、何よりも守れる体制、力量があるかが問われます。

どのような品質管理システムを構築し、正確に機能しているかが各翻訳会社に求められるところです。

品質管理システムを動かすプロジェクトマネージャーの役割も重要であり力量が問われます。

システムと言っても、全てをコンピュータで制御することではなく、
人間がルールを作り、そのルールどおりに仕上げるということです。

以前書いたトラドスという翻訳支援ソフトウェアもあくまで品質を一定に保つための一つの手法にすぎません。

まだまだ、人間が介在しなくてはいけないのが現状です。

【翻訳チェックでは何をするのか】
①翻訳者から提出された翻訳物を確認し、発注時に伝えた「作業指示」や「注意点」などが守られているか「受入検査」工程実施。

②「項目」「判断基準」を細分化し、定義。

例)
項目:抜け
判断基準:単語単位の抜けが無いか
項目:誤脱字/スペルミス
判断基準:訳文を読んで気づく範囲の誤脱字スペルミス、入力ミス、変換ミス、
ピリオド、句点忘れ、削除漏れが無いか
項目:翻訳
判断基準:原文の情報を正確に伝えているか
文法構造の読み取りに違いによる誤訳はないか
内容の理解不足、製品知識不足による誤訳がないかなど
項目:表現
判断基準:こなれた表現、とおりのよい表現になっているか
指示代名詞の多用などあいまいな訳文がないか

などのチェック項目です。
この基準に基づき弊社の翻訳チェッカー(校正者)がチェックし、お客様へ提出します。

と書きましたが、これが意外と難しく、
当社もまだまだ改善が必要です 🙁

■英語で一言
「正月気分もようやく抜けました」I’ve finally settled into the new year.

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