説明書の多言語翻訳|テクニカルライティング

技術翻訳 エクセレット株式会社

「翻訳作業の打ち合わせで聞かれること」IT 工業 産業翻訳/取扱説明書制作

今年も残すところ10日ですね。

年末年始を利用して長期休暇を取得された方は、今日、明日あたりから海外旅行へ行くようです 🙂
うらやましい~

さて、今回は、お客様との打ち合わせ時に聞かれる質問事項とその回答を書いてみます。

(1)御社が翻訳作業の際、何を一番重要視いたしますか?

回答:
 品質(専門用語の正確さ/表現のわかりやすさと統一)に対してこだわります。
 マニュアルや説明書は、コミュニケーションツールであると認識しております。
 そのため、お客様の要求される品質とご予算、ご希望の納期に合わせて、
 適切な作業工程を構築することで条件に即したマニュアル制作をいたします。

(2)数百、数千ページのマニュアルを日本語化する場合、複数の翻訳者によっての翻訳作業となる場合がありますが、その翻訳者のスキル違いをどのように統一しますか?

回答:
 ■対象文書に関する情報や資料をできるだけ収集して、お客様の好み等の傾向、
 製品に対する理解、対象文書の用途や背景等の把握などを翻訳者に促します
 ■収集した情報や資料を基にスタイルガイド/UI・用語リストを作成して、
 用語や定型表現、訳し方のルール・基準等を作成します
 ■旧版や類似製品のマニュアルがある場合はそれらを活用し、
 翻訳支援ツール(TRADOS)を活用して事前に翻訳メモリを作成して、
 翻訳者に支給し一人の翻訳者に先行して翻訳を行わせ、それを他の翻訳者に支給して
 作業を行います。
 ■初期段階で翻訳成果物を提出させて、バラつきの早期発見やフィードバック、
 軌道修正を行います

(3)上記 (2) で、翻訳物に適する翻訳者を選定するにはどのような考え、方法で選定されるのでしょうか?

回答:
 ■求められる要素 (翻訳対象分野の経験、背景知識、原文読解力、日本語表現力、
 単価、スピー ド、データ処理やコメントへの対応力) を分析し、
 案件に最適な翻訳者を選定します。
 ■複数の翻訳者を選定する場合は、
 特に翻訳者間のバランス (訳し方の癖や表現などの特徴や要素)を考慮して選定を行います

<参考> 当社へ翻訳者登録する際の選定基準
 ■応募者全員に当社独自のTrialを行い、翻訳スキル/ビジネススキルを加味し
 総合判定を行います。
 その後、合格者との面接を行い、外部スタッフとして相応しいかどうかの判定をし、
 翻訳者として登録を行います。
Trialチェック項目:
 1段階目 データへの入力方法、抜け、誤脱字、指示書との整合性、用語集との整合性
 2段階目 Trial内の評価ポイントに対して、どのような翻訳を行っているか
 いずれの場合も採点性で、基準を満たさない場合はその段階で不合格としています。

【インバウンド 英会話ネタ】
  ピザを食べる

Are they different from the pizzas in your country?
「あなたの国のピザと何か違いがありますか?」
Yeah,we usually only have pepperoni or mushrooms and simple things like that.
「ええ。私の国では、たいてい、ペパロニやマッシュルームのようなシンプルなタイプのピザしかありません。」
Really? Well,how about we try some Japanese pizza with shrimp,crab meat and mayonnaise?
「そうなんですか。じゃあ、小エビ、カニ、マヨネーズが乗った日本風ピザを頼んでみましょうか?」

相手の国との違いは、色々な場面で使えます。
対象が単数ならIs it different form…in your country?となります。

日本のピザはバラエティ豊かですよね。
イタリアがピザの本場と思われていますが、アメリカ人のソウルフードでもあります。
シカゴ風は厚い生地のパンタイプでニューヨークは生地が薄く日本のピザに近いです。

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