説明書の多言語翻訳|テクニカルライティング

技術翻訳 エクセレット株式会社

「映像翻訳②」IT 工業 産業翻訳/取扱説明書制作

前回の続きを書いてみます。

■映像翻訳 日本語版制作の流れ

1.映像内容・素材の確認(音声、映像の乱れなど)
2.字幕位置等の細かい仕様を確認・設定
3.TCR(映像記録装置におけるタイムコード読み取り装置)入りマスター製作
4.スクリプト(英文台本)確認・作成
5.ハコ割り(映像を見ながらスクリプトにある台詞やナレーションを1枚の字幕ごとに区切る)、
スポッティング(翻訳者のハコ書きに忠実に映像を見ながら編集機械を使用して、映像にIN点、OUT点を打ち込む)
6.字幕翻訳
7.プロトタイプの作成、確認
8.字幕データの作成・マスター映像作成
9.メディア・パッケージの作成
10.納品

翻訳者が一人で作業することはなく、制作会社との共同制作ですね。

■映像翻訳に必要なこと

・映画を読む力(原文を正しく理解する語学力&読解力)
・豊かな表現力
(Where have you been?)「どこにいたの?」「どこほっつき歩いてたのよ!」
・リサーチ力(言葉は生き物。自分の仕事に責任を持つ)
・作品に対する愛情

映像翻訳者によっては、その時、日本で流行っている言葉やギャグのフレーズをいれることもあると聞いたことがあります。

手間ひまのかかる仕事です。

制作事情を知って、海外映画やドラマを見ると面白いかもしれませんね。

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