機械翻訳の今を想う 工業 科学技術 技術翻訳/取扱説明書制作
2020年9月17日(木) 10:00 国道16号走行中
以前、情報番組を見ていたところ、
中国語の機械翻訳は使えないと発言している中国人が映っていました。
この企画の最後の方にチャンネルを変えたため、詳しい内容は分かりませんが。。
ということで、今回は機械翻訳について少し書いてみます。
機械翻訳はマシーントランスレーション(略してMT)と呼ばれたり、
自動翻訳AI翻訳とも呼ばれています。
翻訳アプリもありますよね。音声認識タイプも増えていますね。
みなさんも利用されたことがあるのではないでしょうか。
英語→日本語、日本語→英語は、精度が上がってますね。
簡単な会話文でしたら、なんとか使えるかなという印象です。
と言いましても、まだ手直しが必要です。
特に日本語→他国の言語に変換する場合は、まだまだという感想です。
当社の翻訳対象としている技術文書類は、特に難しいのが現状です。
機械翻訳の仕組みは、
ニューラルネットワークという仕組みを利用した構文解析、統計的機械翻訳という手法です。
※解析論理は眠くなるので割愛します(-.-)
非常に簡単に説明ますと、
機械翻訳という箱の中にたくさんの語彙(用語、表現)をためておき、
この箱から最適な文章を組み立てるものです。
どちらの手法も一長一短です。
わたしたちが提供する技術翻訳でも使われています。
主に大手外資系企業が使い始めています。
しかし、現状は日本支社の翻訳担当者が赤字を入れ、本社に差し戻しながら、
少しずつ精度を上げていっているようです。
以前、機械翻訳を使っている外資系企業の翻訳担当者に話を聞いたことがありますが、
まだまだ使い物にはならないとの回答でした。
欧州言語と英語は文法が似ているので、機械翻訳と相性が良いみたいです。
まあ簡単な文章でしたら、機械翻訳で十分でしょうね。
機械翻訳を利用する際に考えることは、
誰が読み(取引相手、友人、恋人、恋人にしたい人、知人、SNSで知り合った人など)
読み手に、どの程度まで理解してほしいのか(なんとなく伝われば良い、真意を過不足なく伝えたいなど)
ではないでしょうか。
■機械翻訳実験
〇「値引きしてくれませんか?」 機械翻訳結果:Will you give me a discount?
Will you ~? は、「~してくれ、~してね」という感じで、目下の人にものを頼む時に使います。
目上の人には、Would you give me a discount?が適切です。
更に丁寧に伝えるならCould you ~ ?です。
〇「いいですよ」 打ち合わせ13時からいかがですか?と聞かれた時の返事 機械翻訳結果:OK
このような場面では、Fineがよいです。
フォーマルな対応が求められるシーン、
カジュアルな会話でも「それで問題ないよ」という意味で使います。
No problemでもいよいですね。
「問題ない」ということをストレートに言葉にします。
Of courseやSureも「もちろん」という訳ですが、
日本人がよく使うOf course.には「当たり前じゃないか」というニュアンスが含まれるため、
失礼になる場面もあります。
というように機械翻訳では背景、事情まではわからないですよね。
世界の公用語を英語にするのが早いか!
機械翻訳により言語学習が必要無くなるか!
わたしたちの未来はどうなるのでしょう!? 😎
【英語で一言】
「粛然(しゅくぜん)たる覚悟で望みます」 I’m quietly(クゥァィアトゥリィ) hopeful.
quietlyは、silentlyでもいいです。
サービス内容を聞いてみたい、英語、スペイン語、オランダ語、ドイツ語、イタリア語、フランス語、インドネシア語、ベトナム語の見積をしてほしい方、
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