「機械翻訳の今」IT 工業 産業翻訳/取扱説明書制作
先日、情報番組を見ていたところ、中国語の機械翻訳は使えないと発言している中国人が映っていました。
この企画の最後の方にチャンネルを変えたため、詳しい内容は分かりませんが。。
ということで、今回は機械翻訳について少し書いてみます。
機械翻訳はマシーントランスレーション(略してMT)と呼ばれたり自動翻訳とも呼ばれています。
翻訳アプリもありますよね。音声認識タイプも増えていますね。
みなさんも利用されたことがあるのではないでしょうか。
少しずつ精度が上がってますね。
と言いましても、まだまだ手直しが必要です。
特に日本語→他国の言語に変換する場合は、まだまだという感想です。
機械翻訳の仕組みは、
構文解析や統計的機械翻訳という手法で大きく分かれます。
※解析論理は眠くなるので割愛します(-.-)
機械翻訳という箱の中にたくさんの語彙(用語、表現)をためておき、この箱から最適な文章を組み立てるものです。
どちらの手法も一長一短です。
わたしたちが提供する技術翻訳でも使われています。
主に大手外資系企業が使い始めています。
しかし、現状は日本支社の翻訳担当者が赤字を入れ、本社に差し戻しながら、少しずつ精度を上げていっているようです。
以前、機械翻訳を使っている外資系企業の翻訳担当者に話を聞いたことがありますが、まだまだ使い物にはならないとの回答でした。
欧州言語と英語は文法が似ているので、機械翻訳と相性が良いみたいです。
まあ簡単な文章でしたら、機械翻訳で十分でしょうね。
機械翻訳と翻訳支援ツールの2本立てで、進めれば翻訳の品質が上がるかも?知れません。
世界の公用語を英語にするのが早いか!
機械翻訳により言語学習が必要無くなるか!
わたしたちの未来はどうなるのでしょう!?