業界ニュース×翻訳視点264 欧州/アジア言語サービス会社
2026年1月26日(月) 10:00 流山市
本稿は一般ニュースや翻訳、通訳業界、個人的に気になる記事を共有します。
Don’t Panic: Responding to the Language Industry’s AI Tsunami
”while AI certainly represents a major structural shift, it will not bring about the end of language work. ”
引用文、出展元 source:MultiLingual Media LLC. No duplication or reproduction without express written permission.
■要約
AIの急速な普及で、フリーランス翻訳者や小規模翻訳会社(SLSP)は「収入・存在意義・生き残り」への不安が強まっている。
ただし、パニック(撤退・投げ売り・AI拒否)こそ危険で、業界は過去(CAT導入、MT+PE、パンデミック等)でも「崩壊」ではなく再編して新しい均衡を作っている。
AIは速度・量・反復に強い一方、言語は法務・文化・倫理・対人の要素があり、高リスク領域では“誰が責任を持つか”が重要になる。
未来は「人だけ/AIだけ」ではなくハイブリッドであり、
小規模事業者は human-in-the-loop(人が最終責任を持つ)、品質保証、リスク低減、文化・規制対応で差別化できる。
戦略の選択肢として、
1.撤退
2.様子見(ただし学びと小さな試行を伴う能動的なもの)
3.統合・協業(大手と提携/下請け含む)
■翻訳会社視点
1.「翻訳=出力」から「翻訳=責任ある品質保証」へ寄せるべき
AIが文章を量産するほど、誤訳・誤解・炎上・法務リスクも増える。
よって、価値は「速さ」より検証・説明責任(誰が担保するか)に移る必要性あり。
2.儲けどころは“高リスク領域+周辺工程”
記事が挙げるように、契約・特許・医療同意などは「誰が責任を持つか」が問われやすい。
技術翻訳会社なら、ここに近い 規制・安全・品質に関わる文書で強みを出しやすい。
3.“様子見”は「小さな実験+顧客対話」がセット
何もしない待機は危険です。
小規模翻訳会社でも、限定範囲のAI運用(例:用語抽出→人が承認、MT→PE→QA)を回して学ぶべきということです。
4.協業・再編は現実的な選択肢
単独で全部抱えるより、大手と分業して「高付加価値(QA、規制、文化)」に集中する道もあると言えます。
20歳の免許保有率5割に低下 若者が車を買わない本当の理由
“免許保有率51.3%の内訳は、オートマ限定が39.8%、マニュアルが11.5%となっている。居住地別では、都市部が46.8%と地方の52.8%を6ポイント下回った。都市部では公共交通機関が発達しているため、免許の必要性がより低いことがうかがえる。”
引用文、出展元 source:Forbes Japan
翻訳事業の観点:
“調査記事”は、翻訳会社が入りやすい入口商品
1.企業は調査結果を「社内共有」「プレス」「営業資料」に転用します。ここで必要なのは直訳ではなく、①誤解のない数字の表現 ②読み手に合わせた言い換え ③図表/注釈の整備。
「調査レポート英文化パック(要約+図表+用語統一)」のように商品化しやすいです。
2.“若者の車離れ”みたいな強い言葉は、企業にとってリスク
記事自体が「一律に車離れとは言えない」というトーンなので、翻訳でも断定を弱める必要があります。
ここは翻訳会社の価値として「社外発信で炎上しにくい表現調整(言い方設計)」を提案できます。
3.“制度・文化の壁”を埋めるのがローカライズの仕事
例:AT限定免許のような日本固有の制度は、海外読者にそのまま出しても意味が通りません。
短い補足(automatic-only license など)を入れる判断=単純翻訳ではなくローカライズの価値です。
4.ターゲット業界の“営業ネタ”になる
自動車・モビリティ、保険、カーシェア、交通政策、若年層マーケの会社は、こういうデータを頻繁に使います。
技術翻訳会社でも「調査・白書・プレゼン英文化」を入口にして、将来の技術文書(仕様・マニュアル)につなげる導線が作れます。
==================↓翻訳力を上げるために↓================
【英語で一言】
「退屈で死にそう」 I’m going to die of boredom.
die of(~が原因で、~のせいで)
【語彙を増やそう】
根城 ねじろ base(ベース)
行動の根拠とする場所
郊外のアパートを根城に活動する
==================↓当社のご案内↓================
当社(一人法人)は、設立から9期目を迎えております。
本社登記は千代田区、実務は千葉県流山市にて独立し運営しております。
技術翻訳サービス会社です。
■ご提供可能なサービス 当社ができること
マニュアルや取扱説明書、製品カタログ、販促資料、販促用動画の翻訳
AI翻訳の正誤チェック ポストエディット
ネイティブスピーカーによる文法チェック
■当社が役に立っているお客様からのご要望
数行から対応してほしい。
欧州地域言語、東西アジア地域言語に対応してほしい。
コンピュータ、電気電子、機械、基礎科学、プラント、化学、金属、医学など専門知識のある翻訳者を登用してほしい。
原文の誤記、文法の誤りを指摘してほしい。
既存の外注先である翻訳会社の担当者に不満があるため円滑なやりとりを希望したい。
対応言語:英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語(南米/欧州)、オランダ語、ポルトガル語(南米/欧州)、ポーランド語、ヒンディー語、アラビア語、アムハラ語、中国語(簡体字/繁体字)、ベトナム語、タイ語、タガログ語など
対応ファイル形式:Text、HTML、XML、RST、XLIFF
Adobe社 Illustrator、Photoshop、InDesign、FrameMaker
Microsoft社 Word、Excel、PowerPoint



